うわ、ここ随分さぼってしまったなあ。

一月下旬からやっていた自宅仕事がようやく一段落ついた。今日はその仕事で使っていた音楽ソフト、Digital Performer 3.11のトラックウィンドウのトラック名の部分だけスクリーンショットで紹介しよう。

これマルチテープでいうトラックシートのようなものです。

ご覧のように、煩悩の数を遙かに超えるトラック数に自分でも（苦笑）。もちろん全てのトラックに音声が入っているわけではなく、MIDIトラックとオーディオトラック以外に、バスやら、エフェクトやら、レイヤーしてるだけのトラックとか、一時避難用のトラックとか、絶対使わないのに捨てられないトラックとか、ただの仕切線とか、メモ代わりに使っているトラックとか、いろいろだけど、それにしてもねえ…。ビートルズの初期なんかは２トラックしかなかったってことを考えると何とも贅沢な時代だあ。

ただ贅沢が幸せなことかというとそうでもなかったりするから、これがまたあれですよ、大変ですよ。性格的に〆切の日に納品を済ませるまではずっとそのことばかり考えてしまうようなところがあって、能力の質は別にして、そのエネルギー量だけは決まっているから、内容が１曲だったりすると、もうそこに詰め込みすぎて大変なことになってしまう。←これも１曲のファイルだからなあ。しかも２分足らずの。困ったもんだ。

もう、間違い探しというか、ウォーリーを探せというか、自分がエディットしたいトラックは何処だっけ？って最後の方とかなってたもんなあ。もしくは、曲の尺のことを考えると、ホノルルマラソン（50メートル走）みたいな感じか？

肝心の内容はというと、４月にネット上で公開される予定らしいので、発表してもよさそうな時期になったら改めてここで告知します。

納品はしたもののソフト上でどんな具合に収まるのかがちょっと心配。

この曲が使われる作品とは別に、もうひとつ同じプロジェクトの別作品にも曲を提供したのだけど、そっちはたったの１日で仕上げた（曲書きは別）。でも手抜きなわけじゃないすよ。瞬発力という別のエネルギーを使ったっちゅうことでひとつ。

持久力で勝負してしまうのは、ようは、他に仕事がないからで、本当はもっと忙しくなって仕事をサクサクこなせるようになりたいのだけど、でも自分にそんなスタイルが合っているのかどうかも未だよく分からない。雑な仕事はしたくないし。

ああ、いろいろ書いているけど、全然、下まで行き着かないなあ。今日はここまで。

基本が鬼門

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栗コーダーでNHK BS「公園通りで会いましょう」に生出演。ウィークリーゲストの慶一さんとライブやトークでセッションした。演奏は微妙に固かったけど、生放送！という緊張はとくになかった。

ただ台本に添って喋るということに慣れていないので、自分らしく振る舞えたのかは微妙。ま、台本でなくても「今後の抱負は？」なんて聞かれると非常に困るわけで。

お客さんはやはりおじいちゃんおばあちゃんばかりだった。テレビという環境だったからかもしれないが、今日ほど客席を意識せずに演奏したのは初めてかもしれない。ちょっと不思議な気分だった。

船頭に助け船

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のんき大将 presents 「Life Begins at 40 vol.3 」＠吉祥寺MANDA-LA2

栗コーダーだといつもギュウギュウになるマンダラ２だけど、メンバー全員が出るからといって同じ動員があるとは限らないんだな。予想はしていたけど、もうちょい入ってもいいのになあ。

というわけで、数少ない、川口＆近藤デュオファンの皆さんのために、本日やった曲でも書いておきます。

1 REW
2 Martha My Dear (L&M)
3 theme of a duck
4 Girl Friends（仮題）
5 Scarborough Fair (S&G)
6 川口くんのおすすめトラッドその１"Long Odds"
7 近藤くんのオリジナルトラッド風その１〜４（仮題）
8 Life Begins at 40 (J.L)
9 クイールの子守歌（仮題）

ご覧の通りカバー曲は１００万人が口ずさめる曲から選んでおります。「REW」「theme of a duck」はハイポジ時代の曲。「クイールの子守歌」というのは先日の日記の後、ワンシーンだけ曲書きするチャンスが土壇場になって訪れたのだけど、結局ボツになってしまったイタい曲。

川近はこれ以外にレパートリーが７曲。中身はこれから充実していくとして、もう何曲かたまったらワンマンも出来るかもなあ。イベントはドタバタして好かん。

あ、でも、対バンの栗原＆イトケン、関島＆桜井、ともに素晴らしかった。ゲストなしの栗イトは初めて見た。インプロのは見たことないけど、今日みたいに二人で無理して曲をやっている感じ、面白いなあ。関桜は２回目。大好きな「てぶくろ」は聴けなかったけど、桜井さんのトゥワンギーギターとMCにグッときた。

Vol.1と2で一緒だった加藤さんと久住さんも飛び入りで出てくれた。すごく充実した内容だった。でも赤字。イベントは難しいなあ。

なんか文章がちょっと小学生みたいになってきた。浜松の小学生の感想文（先生の添削つき）を読んだからか。

Bの音でチューニングすると、しあわせ（by のんき大将）

……

半日前に突然入ったCM演奏仕事で銀座、音響ハウスへ。行ったらまだ具体的な方針が決まっていないみたいで、歌のキー合わせから始まって、なんだかんだと２時間以上待たされてしまった。コンソールルームを覗いてみたら、監督ほかクライアントの人達が１０人近くもいて、黙々と、いや、モクモクと煙草をふかしながら、あーだこーだ議論している様子。ふむふむ。で、その後の自分の演奏は１０分くらいで終わったのだけど、結局今日の録音は本チャンではなく何とプリプロだったようだ。

ほほう。これってバブルの兆しなのかなあ？　それともこんな環境は業界のどこかに常にあったのだろうか？

夜、ここんとこ取り組んでいる自宅仕事の録音でイトケンにパーカッション、トイものをお願いした。といっても、ウチに来てもらったわけではなく、ネットでデータを受け渡しして、チャットで打ち合わせしながらの作業。カメラがないから顔色だけは伺えないが、立派に仕事出来てしまった。

スタジオ代はかからない。アシスタントの人件費はかからない。メディア代もハードディスクからハードディスクだからゼロ。ネットで常時接続だから通信費もゼロ。かかっているものといえば電気代くらいだろうか？　（ま、厳密にはいろいろだが。）

この便利さのおかげでいろんな業界が不景気になるのもしゃーないと思いつつ、昼の仕事と夜の仕事、どちらに明るい未来があるのか？　ちょっとした疑問を感じてみたりして。

指圧でしあわせ

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風邪なかなか治らないなあ。咳が止まんないよー。加藤さんも同じみたいだから、きっと浜松の小学校で何か強力なやつをもらって来たんだ。４５０人いた子供の半分くらいがマスクしてたから、ま、無理もないかー。

今日は、渋谷のNHKで「公園通りで会いましょう」のリハ。慶一さんと久しぶりにセッション。去年やったMOTHERのリミックス、「あれよかったよ。」って言ってくれた。ま、よくなかったとは言わないか。

本番は１３日、生放送。BS見られる人は見てね。詳しくはスケジュールページで。当日、会場に来ても無料で見られるらしい。平日の午前中なんで、おじいちゃんおばあちゃんしかいないらしいけど。