パソコン周辺話いくつか

・新iBookのゴム足取れた。旧PBに比べて取れにくくなったと評判だったのに…。

・OS X触ってみた。ドッグをウリウリ動かして遊んだだけ。

・働いているギター教室から「６月の発表会」というタイトルのウィルス感染メールが送られてくる。開けずに済んだ。

・ハードディスクの大容量化。キロ、メガ、ギガ…、単位の名前は大きくなるにつれどんどんカッコよくてフューチャーな感じがしてくるものだが、この上のテラはどうだろ？ちょい微妙。いや、テラまではいい。でもその上のペタって…。「ハードディスク容量１００ペタバイト」うむー、いくら大容量でもテキストファイルしか入らなさそうだ。

・Yahoo!BBの参入でADSL業界の低料金化、高速化が進みそう。So-netも1.5Mで\2,980、8Mで\3,280の新プラン「So-net ADSL」を始めるようだ。どうか寸前に申し込んだユーザーは無償でコース変更できますように。頼みますよ、So-netさん。

・Yahoo!と言えば、有料化されたYahoo!オークションでエフェクターを落札。オークションを利用しない月はちゃんと登録を解約しないと毎月\280が口座から引き落とされてしまう。そんなことしてるとまたマクドナルドぬいちゃうよ。

・マクドナルドと言えば、店内にあるワイドテレビ型の情報端末。あれ情報量多すぎ。画面が左右とフッタ部分の３カ所に分かれていて、それぞれにまったく違う情報が流れている。そんないっぺんにいろんなこと言われても聖徳太子じゃないんだから、マックスヘッドルームみたいに頭爆発しちゃうよ。

・マックスヘッドルームと言えば…　あ、パソコン話じゃなくなってた。

苗場で行われているフジロックの模様をネットでストリーミング中継していた。ちょっと考えれば容易に想像できたことなのに、昨日までそれを知らずに、おかげでニール・ヤングはネットですら見逃してしまった。くそー。今日は選挙にも行かずに、昼からLittle tempoのステージなどをストリーミング。せっかくADSLにしたから、こういう時に常時接続と高速回線の恩恵を受けないともったいないってもんだ。

夕方、山口くんに突然誘われて、井上陽水のライブをNHKホールへ。山口くんの義弟にあたるギターの今堀さんが出ているからだったのだけど、いやー、つまんなかったー。陽水さんには昔、ハイポジのCD評を書いていただいたことがあるので、あまり大きな声ではいえないのだけど。うむー、それにしてもな…。何かに似てるなと思ったら、芸能人が出てきてカラオケもどきな歌を歌う歌謡番組のような軽薄さ。ま、芸能人のようなもんだから当然と言えば当然か。やっぱり生活が満たされている人の歌はどんなにいい曲だろうが、どんなに歌が上手かろうが、全く感じることが出来ない。いや、違うな。ミスチルの桜井くんも生活は満たされているはずだけど、ちゃんとライブでは感動したもんな。やっぱ、ロックかロックじゃないかの違いかな？

客席で４席隣に宮沢りえ発見。１０年以上ぶりに見たけど、やっぱ美しい。楽屋では（今井）美樹ちゃんに久しぶりに会う。あ、あとNHKホールに行く途中、公演通りでYOU THE ROCK目撃。芸能人という体質は嫌いだけど、芸能人を目撃した時は普通にミーハーなオレ。

帰宅後、再びフジロックのBrian Enoのステージをストリーミング。ライブでもあんなにかっこいい音出すんだな。生のNHKホールに比べればストリーミングの画面なんて何万分の一の情報量だろうけど、こちらは十分感動できた。

ドンキで買って来たマカダミアチョコを食べようと思って蓋を開けたら溶けていた。ダイポールモードか、ヒートアイランドの仕業か知らんが、ま、どっちにしろドンキに文句は言えんだろ。

吉祥寺SPCで行われた「寒空はだかリサイタル」に栗Ｑでゲスト出演。はだかさんとは録音を手伝ったり、店頭イベントの時に司会をやってもらったりで、持ちつ持たれつの関係。普段から浅草や下北沢なんかで公演しているのだが、オレ極めて行動力ないので見に行ったことはなかった。つまりフルで見るのは初めて。前から思っていたけど、はだかさんはリズム感がいい。タイトでしなやか。うなるクチ三味線、炸裂する真空ギターのカッティングは、オレのギターより全然うまい。歌も上手い。サッチモの声まねで歌う「赤色エレジー」が面白かった。

教壇への訓　9時限目

第３土曜日の今日は本当は休みだったのだけど、体験レッスン希望のKさんが「なるべく早く」ということだったので出勤。車がないので電車移動。しかし、ほんとサラリーマンはタフだな。時間通りにやって来ないバスを１０分待っただけで汗びっしょり。
教室に３０分遅れでやって来たKさん。炎天下の中、道に迷ったのか彼も汗びっしょり。「じゃ、演ってみますか？」と言うと、「実は…」とKさん。「慌てていたので電車の中に財布を忘れてしまったみたいで。今、調べてもらってる途中なんですが…」「あらら、じゃギターどころじゃないですね。じゃすぐ駅に戻った方がいいんじゃないですか？」…というわけで、体験レッスンは来週に延期。ふむふむ、今日この日に体験レッスンを入れたことも小さな運命ってことか。

「次回ご来店の時にお使い下さい。」といってレシートと一緒に渡されるドリンク無料券。しばらくは財布の中にあるのだが、その店に次に行く数日前に、なぜか財布の整理をして捨ててしまう。あれは実はお店の人が券をリモコン操作してゴミ箱に捨てているのだ。

無料券でも期限付きのものなら堂々と使えるが、逆に期限の書いてないものはいつまでも財布に入れていたりするもんだから、いざ使おうと思った時はクシャクシャになっていて恥ずかしくて使えない。実はこれもお店の人がリモコンでクシャクシャにしているのだ。

洗車の傷には御用心　其の三

うあー、ものすごい豪雨。ちくしょー、この雨がもう３日早かったらなー。ああ、これも運命…。どうやらこの夏の異常気象はダイポールモード現象というものらしい。死人まで出るくらいだから、そりゃ車もぶつかるわなー。

「カーコンビニ倶楽部」をネットで調べたりもしたが、結局、車は正規ディーラーに修理に出すことに。今日からしばらく車のない生活。車を預けてバスで帰宅途中、家のカギも一緒に渡してしまったことに気付いて途中下車。炎天下の中、徒歩で引き返す。ああ、もう踏んだり蹴ったりだあ…。

しかし、あまりいつもでもクヨクヨしていられない。考え方を切り替えて大したことではない気にしてしまう作戦。例えば、エンジニアの日下さんは、アストロバンとかいう１０００万円くらいする車を新車で買っていながら、平気でボコボコぶつけて、もう外観はボロボロ。まるで車検のない国なみの見た目。「いや〜、車なんて走ってなんぼですから。」と日本人離れした余裕の発言。また、こういう考え方も出来る。もともとネスタ号は義父に買ってもらった車なので（だからこそ、ほっとくわけにはいかないのだが）、２０万円で新車を譲ってもらったという考え方をすれば、すごくお買い得な気分。「いやー、いい買い物した〜」（…でも所詮、気休め。トホ。）

洗車の傷には御用心　其の二

嗚呼、運命とはなんぞや？　もしあの時○○していたら、もしあそこで□□していなかったら…　と思う頃はいつも後の祭りで、本当は人生は常に選択の連続で成り立っている。一瞬一瞬が運命の分かれ道。今、こうやってこれを書いていることでさえ、某かの幸か不幸を招いているのかもしれない。

なんて、重ための文章で始めざるをえない今の気分。おととい傷つけてしまった車をディーラーに見せに行く。と、その前に、あまりに埃まみれの車じゃ、「この人、車を大事にしない人なんだな」と思われ、下手したら修理の査定にも影響しかねないと思い、おととい為し得なかった洗車場へ洗車しに行く。 この写真のすぐ脇にある駐車場が事故現場。しかし、皮肉な洗車デビューになってしまった。夢では新車を洗ってピカピカに磨いてご満悦な自分を想像していたが、そういう晴れた気持ちには当然なれない。車が綺麗になるにつれ、傷は余計に痛々しく目立ってしまう。嗚呼、空しすぎる洗車ヴァージンとのお別れ。

この日のために買っていた「ふくピカ」で仕上げをして、スバルのディーラーへ。サービス担当の人に車を見せ、コンピューターで見積書を出してもらう。そこに書かれた金額、２０万円！！　う、高い…。もし、安く済むようだったら下手に保険を使って等級を落とすより自腹でなんとか、とも考えていたが、こんなにかかるんじゃ保険を使わざるをえない。だが、しかーし！　自分の入っている自動車損害保険の契約では、車以外のものにぶつけた単独事故には保険が下りないことが判明！！　ガーン。つまり自腹。嗚呼。しかも一週間半も車を預けなくてはならず、さらには代車も出してくれないとな…。なんだよスバル！　あまりにショックでその場では決断できなかったので、とりあえず一日考えますといって引き返してきた。

しかし、保険っていざという時に全然使えないよな！　なんのために高い金払ってるのかバカバカしくなってしまう。健康保険にしてもパソコンの保険にしても、なんか対象外にされることが多いと思ってしまうのは単なる被害妄想なのか？　ちなみに、単独事故にも保険が下りるような契約は、年間保険料が２倍ほど高くなるのだそうだ。そんなの契約の時に行ってくれたら、それにしたかもしれないのに！　とは、これこそ後の祭り。たぶん、してなかった…（苦笑）。

はあ…、それにしても、これも洗濯の選択による運命か？（ダジャレ言ってる場合じゃないのだが。）考え方によってはひとつの夫婦ゲンカで２０万円の痛手。こりゃ離婚したらすげえ慰謝料になりそうだ…。

洗車にまつわるとんだ災難　ー洗車の傷には御用心ー

梅雨入り前はあんなに雨が降っていたのに、梅雨期間中は全然降らずにいつの間にか梅雨明け。おかげで我が家の新車ネスタ君は自然治癒力を発揮出来ずに埃まみれになっていた。

そんな日曜日、いい加減汚くなってきたネスタに、いよいよ洗車初体験だなと思い、かーこさんと乗り込んで外出。うちの敷地内には水道の出る蛇口がないので、結果、洗車は外でやらなくてはいけない。ここで災いが。「近くのガソリンスタンドの自動洗車機で済ませばいい」と言うかーこさんに対し、「自動洗車機じゃボディに傷が付くって聞くから、山手通りにあるらしいコイン洗車場に行って手洗いしたい」と言い張るオレ。文章に書くとたったこれだけのことなのに、夫婦ってえのは不思議なもんで、こんなたわいもないことでケンカしてしまうのです。ええ。特に休日のケンカ率は高い（ウチだけか？）。両者譲らず「ええい、じゃ、洗車は中止じゃ！」　…沈黙…　で、本日のお出かけは中止。一端家に引き返し「じゃ、あとは自由行動にしよう。」と提案。オレはひとりで外出し直すことに。

喫茶店で（なんであんなことでケンカしちまったんだろ？）など考えながら一人時間を潰すも、なんかこのままでは帰りづらい。よし、やっぱコイン洗車場に行って手洗い洗車してから帰ろう。と思いたち、山手通りにある洗車場へ。ここでさらなる災難が…。

予想通り、好天続きの日曜日とあって洗車場は混み合っていた。手前にある仮駐車場みたいな鉄のポールが立っていて妙に狭いスペースに車を一端止めて順番を待つ。しばらくして中が空いたので、よし、いよいよ初洗車だと車を動かす。「ガガッ、ガー○△□〜？！！」うっ、イヤな音。うあぁぁぁ、やってしまったー！　そう、その狭い駐車スペースに立っていた鉄のポールのことを忘れてしまってハンドルを切ってしまったため、ボディ側面を思いっきりそのポールに擦ってしまったのだ。慌てて外に飛び出す。音から想像した通り、左側面のドア２枚と底の部分まで含めた塗装も剥がれる大きな傷が…。嗚呼、なんということに……　　ネスタく〜ん…　ああ、まだ３ヶ月しか乗っていないのに…　こんなことにしてしまって、ゴメンよお…　。しばらく途方にくれ、結局洗車どころではなくなってしまって、そのまま肩を落とし帰宅。

「自動洗車機じゃ傷が付く」なんてカーマニアみたいな発言が元で始まった今日の騒動。そんな小さなスリ傷ではすまない、本当にベッコリと傷を付けてしまった。それだけでも十分痛いのに、かーこさんとは今現在もギクシャク。トホホ。なにもオレたち、心にまで傷を付けることなかったのに。嗚呼、悲しい。

写真ではあまり分からないが一気に中古車感でてしまった。トホ。

暇になったがなかなか日記が書けない。理由は三つ。一つ、暑い。暑すぎる。なんだろ、東京は早くも熱帯雨林化してしまったのか？　二つ、通信環境の変化。自前の通信構造改革により、ネットやメールのやり方が多様化してしまって、どの端末で何をしたらいいのか分からない（笑）。例えば、メールも従来使っていたiMacより先にPHSやiBookで受信することが増えたので、送信元のiMacで受信する頃にはすっかり用件が済んだような気になって、つい返信しそびれてしまう、というようなことが起きてしまう。なので２〜３日前からメーラーの本拠地はiBookに移行。同じように今後HP用のファイル管理をどのマシンでやるか検討中。

ちょっと話はそれるが、やっぱノートパソコンの良いところは、ソファなんかにダラ〜と横になってやれること。能動的な気分で机に向かうデスクトップ機と違って、雑誌を読むような気分でブラウジングなんかもできる（余談だが、さねよしさんは、人間が機械に隷属化しているような気分になるのでパソコンは好きではないそうだ）。

３つ目の理由は自分が隠し事をしているということ。この日記も基本的には人とのコミュニケーションツールのひとつなので、やはり嘘をついたり、隠し事をしたりしている時は口ごもったり、ソワソワした様子になったりするもんです。こうやって急に敬語になったり…。

ここひと月ほど取り組んでいた、いさ子ちゃん（さねよしいさ子HP）のミニアルバム制作がようやく終了。僕が手伝ったのは４曲+アカペラ１曲の、たかだか５曲なのだが、仕事が遅いのでかなり時間がかかってしまった。それに自分の制作スタイルが２年前に手伝った時とちっとも変わってないことが悲しい。ただ、前回は歌い方まであーだこーだ注文してしまって、本人も後でちょっと心残りの部分があったようなので、今回は思うがまま自由に歌ってもらった。やはり歌い手が歌いたいように歌うのが一番パワーが出るのだろう。そんなこんなで歌とオケの温度差が聴きどころの作品になったと思う。8月10日のライブ会場で早くも発売予定だそうだ。

今月の表紙

確か去年の今頃も月食があった。死ぬまで見れないのはなんだろう？