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・日記がわりの極私的なメモ…

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例)2003年1月2日のメモ
http://www.ka-ko.net/aakk/
memo/0301.shtml#02


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・栗Qサイト内の個人ページ→ ニュートの口使い

20030731(thu.) 13512/X

ククラチョフの世界でたったひとつの猫劇場を観に行った。
猫のサーカスと聞いて、あのマイペースな猫が一体どれほどの芸が出来るのかと懐疑心を持っていたのだけど、いざショーが始まるとそんなことはどうでもよくなって、猫好きの老若男女が集まった会場は猫タン萌えーな雰囲気一色になっていた。自分もその一人。

猫の芸にはご愛嬌な部分も確かにあるのだけど、ピエロとしていくつもの賞をとったというククラチョフさんの芸が素晴らしく完璧で、だらけないし、なにより、ものすごい絆で猫と繋がっているんだなあっていうのが伝わってきて、なんだか泣けてきてしまいすらした。やあ、お恥ずかしい。

本当は芸を仕込む過程にはいろいろキビシー側面もあるのだろうけど、なんていうか、それぞれの猫の個性をうまく生かした芸風なので、無理強いしている感じがないし、ほんと、愛を感じるエンターテイメントとしては最高だったなあ。たぶん、猿とかイルカとか人間とか、そういう頭のいい動物じゃないってところがよかったんだろうなあ。…って、結局ただの猫好きじゃん(笑)。

 開演前、ロビーでのひとコマ

20030728(mon.) 13509/X

フジロック初観戦。
出たい出たいとは思っていたが、見に行きたいとは一度も思ったことがなくて、N.ヤングやモグワイ、B.イーノが出たおととしもストリーミング放送で我慢した(当時のメモ1,2)のだけど、川口くんとみわぞうさんが招待券をくれたので、2日目の夕方から急遽出かけることになった。

突然行くにはあまりに過酷な条件。宿や駐車場も確保していないし、しかも初日からの雨で会場はものすごくぬかるんでいるという噂。しかし、一緒に行ったU5さんやRomちゃんのおかげで、レインコート、長靴、宿、駐車場が一気に手配できた。しかも宿は苗場プリンスホテルから車で3分のところにある、とあるお方の別荘をタダで借りられることに。ウソみたいな話だ。

着いたのは2日目の夜。ちょうどビョークが始まるところだった。

BJORK@Green Stage

ビョークは、マトモスの2人といつものハープ兼キーボードの女性とダブルカルテット(たぶん)のストリングスがバック。これにエスキモーのコーラス隊がいればな最高なんだけど。上手から別のステージの音(たぶん、イギーポップ)が聞こえてしまっていてちょっと残念。気候のせいでハープのチューニングもちょっと厳しそうだった。しかしまあ、本番前のサウンドチェックだけでよくあんなCDみたいなバランスで音が出せるよなあ。歌もうますぎてCD聴いているみたいだった。後半は花火まで打ち上がって、ちょっとした映画を見ている気分。日本だと、都はるみが、小林幸子の衣装で、「Gluon」時のハイポジしんりんちゃんのメイクで、いさ子ちゃんが凛としてステージに立っている、そんな存在感か。やあ素晴らしかった。

3日目。午後、越後湯沢の駅前に遅い朝食に出かけ、14時に会場着。うわー、こんな景色だったんだあ。

VINCENT GALO@Green Stage

この広い会場でも蚊の鳴くような声で「So Nice~」と呟き続けるバッファロー。絵になるからいいんだけど。ヴィンテージらしきコンデンサーマイクはやはり持ち込みなんだろうか?

NICK LOWE@Field of Heaven

ギター1本で往年のヒットナンバーを次々に歌うおじさん。ギターも上手いけど、歌だけであんなにリズムを出せるなんて、ロッケンローラーはやっぱ違うなあ。「知らない方のために自己紹介すると、私はニック・ロウという歌い手、ソングライターです。どうぞよろしく。」なんてMCがお茶目でよかった。

CICALA-MVTA@Orange Court

トイレに並びながらシカラムータのライブを後半3曲ほど(ごめんね、川口くん、みわぞうさん)。お、関島さんも間に合ってるみたいだ(確か、北海道から直入りしているはず)。N.ロウの後に見たからか、日本の湿度を感じる演奏だった。海外のフェスティバルだとそれが受けるんだろうなあ。

このあと、フルステージ見たのはE.コステロ。その他、1曲しか見られなかったのが、S.ウィンウッドとG.LOVE。会場の移動中、通りすがりに目に入ったのが、くるり、The Orb、Steve Kimock Band。で、渋さ知らズを見ようと思ったが、オープニングアクトの大豆鼓ファーム(?)がなかなか終わらないので、高岡、関島、両氏のテューバ合戦を見た後、ホワイトステージへ。

MOGWAI@White Stage

で、今回一番楽しみだったのがモグワイ。おととし見たネットストリーミングでさえすごかったから生はもっとすごいんだろうなあと期待していたのだけど、想像以上だった。ものすごい音圧。写真のように最初は下手の端から見ていたのだけど、これは真ん中で見なきゃ損と思って、後半は人を掻き分けPAブースの真ん前に。そしたらキックとベースがズンズン響いてきて、心臓の弱い人はちょっと危険かもってくらいのボディソニック状態。やあ、すごかった。爆音のノイズギターの中にトライアングルみたいな音とかストリングスの美しいメロディが見え隠れしていて、それが聴こえてきた時になんだか悟りを開いたような気になるんだよな。そういうコントラストがマイブラ同様、評価される所以なんだろうな。お客さんも神に祈るみたいなポーズになっていた。

終演後、オレンジコートに行ってみると、まだやっているじゃありませんか、渋さ知らズ。最後の1曲しか聴いていないけど、こちらも神様、というか宗教だなこりゃ。祈る宗教あれば、踊る宗教あり。やはりモグワイから流れてきたと思われるお客さん達も、踊らにゃソンソンとばかりに群衆の中に走り込んでいった。無宗教国家ならではの光景か?

……

会場外にあるプレースオブワンダーで熱演していたBOB LOG三世に後ろ髪をひかれつつ、別荘に帰ってきたのは夜中の1時過ぎ。あと片づけをして苗場を出たのが午前3時。ものすごい濃霧の三国峠を越え、関越自動車道をスッ飛ばし、家に着いたのが午前5時。あれ、2時間で着くんだ?

やあ、しかし体力いりますなあ、フジロック。

20030716(wed.) 13497/X

今日のマスタリングで一応「完パケ」たのでもうボツになることもないだろうから告知すると、松前くんに振ってもらって、ここひと月ずっとやっていた仕事は「MOTHER 1+2」のサントラだったのでした(あ、松前くんも日記で既に告知してたのね)。発売前、まだ制作段階だというのに、HMVの予約ランキングでずっと上位になっていたので、作業にも否応なしに気合いが入ってしまった。

「なるべく原曲に忠実に」というお題が出ていたのも「思い入れが強くなる」というゲーム音楽の特徴ゆえだろう。そういう訳でクレジットは、リミックスでもリアレンジでもなく、リコンストラクションという言葉を使うことになったようだ。

オレもマメな方だけど松前くんはもっとマメで、仕事の進行状況やその他もろもろの業務連絡を細かくメールで送ってくれる。このひと月のメールのやりとり120通。振ってもらった4曲をこっちがなんとか仕上げる間に、松前君は17曲。すごいなあ。

しかし、マスタリングというのは本当に難しい作業だなあ。自宅作業部屋で延べ1000回は聴いたであろう曲を、はじめて行く場所で、聴き慣れないモニター状況の中、最終的な音作りをしなくちゃいけないのだ。しかもエンジニアの人は初めて聴く曲に対しサビも出てくる前から既にコンプやEQに手を伸ばしている。なんだか複雑な思いだ。

音質もそうだが、曲間を何秒にするかという作業も非常に難しい。例えば同じ2秒でもそれを意識的に聞くか無意識に聞くかで全く違う長さに感じる。時間がいかに伸縮性の高いものかよく分かる。

なんでもアンドゥやリコールが出来ればいいというものでもないが、レコーディング環境の変遷と同様、今後のマスタリングの在り方ももっと変わるべきだろうな、と強く思う。

昨日今日と耳を使いすぎて耳血が出た。って言いたいくらいがんばった。

20030715(tue.) 13496/X

永田町のIMAGICAで『或る旅人の日記』の全六話と予告編、新たに作ったダイジェスト版のMA。遂にDVD化!!などの具体的な目的があっての作業では残念ながらなかったのだが、今日出来たビデオでプロモーションもしやすくなるし、今後の展開次第ではDVD化も夢ではなさそうだ。

SE担当の日高さんも来ていたので、ショックウェーブサイトでの公開時には詰めきれなかったSEの細かいタイミングや音量の調整もやった。やっているうちに欲が出てきて、スープカップを落とす音も欲しいという話になり、その場にあった灰皿やレンガを組み合わせて、あっという間にぴったりのSEを作る日高ズ音効ライブを見ることが出来た。話を聞くと、本編の中に出てくるSEの半分近くは実際、彼女が一人で録音したものらしい。あの砂糖に染み込む珈琲の音やクマの鳴き声も! てっきりサンプリングCDを使っているものとばかり思っていたので、オリジナル音源と聞いて、なんだか急に贅沢な気持ちになった。

それから今日の編集用にファイルを整理したついでに、これまで使った旅人用の楽曲を一枚のオーディオCDに焼いてみた。まさしくオリジナルサウンドトラックだ。29トラックで21分弱。ちょっと短いがもうちょい足せばLP一枚分くらいにはなるだろう。そうだ、DVDもいいが、せっかくだから加藤くんのイラストでLPジャケットっていうアイデアはどうだろう? 購買欲の進むなかなか素敵なアイテムではないだろうか?

20030711(fri.) 13492/X

関島さんの日記に先日頼んだ録音のことが書いてあった。

> 「録音」と「演奏」と「自分に対するディレクション」はそれぞれ脳の違う部分を使っているようだ。

まさしく、自宅録音は一人何役もこなさなければいけない。多重録音をしながら、身も心も多重人格化するわけですねコレ。

これが長期プロジェクトになると本当にヘトヘトになる。人にディレクションする時はそう何テイクも演奏してもらうわけにもいかないが、一人でやっていると体力の限界まで自分に鞭を打つ。この所やっている録音でも、どんな簡単で短いフレーズでも、だいたいどれも20テイク近くずつ録ってしまっている。オケに素直に反応した瑞々しいテイクはファーストテイク以外にないが、ディテールの完成度を求めて何度も何度も繰り返しトライする。演奏が終わった後はテイクのセレクトをする余力がなくなっているもんだから、しばらく経ってからチェックシートを片手に順番に聴いていく。それでいいテイクが見つかればいいが、なければ良いとこ取りをして切り貼りをする。それでも納得がいかないと、また気分を換えていちから演奏しなおす。

と、こんなやり方をしているから、たいしたアレンジでもないのに、ものすごく時間がかかる。やれやれだ。

それに、最近のDAW環境では、アレンジから演奏、録音、エディット、ミックスまでがシームレスに繋がっている。もはやプリプロもポストプロもない。録音していたかと思うといつのまにかミックスをやっていて、ミックスしていたかと思うと波形をいじりだし、うまくいかないなあとか思っているうちに、いつの間にかまた楽器を持って演奏からやり直している。トータルリコールが出来るというのは、永遠の生命と同じくらい恐ろしいことでもある。

自分が今どこで何をしているのか、五畳ほどの作業部屋だが迷子になるには十分な空間。でも今回の仕事はもうすぐ出口かな。

20030709(wed.) 13490/X

るりちゃんのアルバム『浪漫ノイローゼ』が届いた。この前のカバーアルバムもよかったけど、オリジナルアルバムもいいですね。「桃雪」って曲なんてベートーベンばりだ。斉藤くんのプロデュースも力んでない感じでいいなあ。ギターで高野くんとオレがクレジットされているけれど、どの曲が誰とは書いてないから、耳の肥えたわたくしファンの方は聴いて当ててみて下さい。

20030706(sun.) 13487/X

宅急便とリミックスにまつわる珍事。

一度ミックスしたものを改めてミックスし直すわけだから、リミックスが起こるような仕事はだいたい儲かっている仕事だ。国内外問わずいろんな人に発注して、バイク便やら、国際なんとか便やら、最近ではネット回線なんかを使って、いろんなデータがあちらこちらにトランスポートされるわけですね。バブリーですね。かっこいいですね。

只今がっぷり四つで作業中のゲーム音楽のリミックスは、「なるべく原曲のイメージを大事に」という条件付きで、実際に作曲者の方の意見も聞きつつというスタンスなので、どちらかというとリアレンジという表現が近いのかもしれない。

ただ気持ちだけはリミックス感覚でやってみようという自分内テーマもあり、演奏をお願いした数人のミュージシャンにはカラオケのファイルだけを渡し、それに合わせて個人で勝手にダビングしてもらい、録音したファイルだけを戻してもらう、という作戦をとってみた。

もちろん、パラレルで作業する分、時間が有効に使えるというメリットもあるし、録音のディレクションをすることになると、そこに人間間のコミニュケーションが生じてしまい、作業中、特に引き篭もりがちになる自分にはそれがしんどい、という宅録人間まる出しの理由もある。

さて、ここからが事件。

そんなわけで関島さんにダビングをお願いして、約束の日までに宅急便でブツを戻してもらったようなのだが、その宅急便が届かない。同じ都内なのに3日経っても届かない。

運送会社のトラブルかなと思ったが、とりあえず急いでいたので、関島さんに改めてデータを焼いてもらい、昨日リハーサル中のスリルのスタジオに関島さんを訪ねて行った。

と、ところが、今度はそのスタジオが開いてない。玄関に鍵がかかっている。ピンポンと何度か呼び鈴を押すが誰も出てこない。ポストに書いてあった会社の電話番号に電話してみるが留守電になっている。確かに聞いたのはこの駅のこのスタジオのはず。

ここで考えたのは、この近くにもう一件同系列のスタジオがあって、オレが場所を勘違いしたのかもしれないということ。ただ、関島さんは携帯電話を持っていないので連絡がつかない。川口くん経由でスリルの小山さんの電話番号を聞きだし電話するが留守電。関島さんの家も留守電。ウチにいたカーコさんにネットでスタジオの情報を検索してもらうが見つからない…。

ちょっと途方にくれていたら、前方を自転車で走る郵便屋を発見。走って追いかけて、この近くに同じ名前のスタジオが他にあるかと訪ねたが、「ないと思います。あそこだけですね。」という答え。訳が分からなかったが、このままここにいてもしょうがないので次の現場へ。

次の現場は栗原宅。栗原くんにも同じやり方でダビングを頼んでいたが、アーティスティックな時間曲線に歪められ、ファイルがまだ作成されていなかったので、結局、こちらから出向いて録音させてもらうことになった。

…と、移動中の車内で携帯に着信履歴が。関島さんから伝言が入っている。「今、リハが終わってロビーに居るので、いつ取りに来てもらってもいいですよ。」。あれれ? さっきのスタジオは電話しても誰も出ないので、もう一度小山さんに電話してみると、横にいた関島さんに替わってくれた。そしてショッキングなこと発覚。なんとスリルはやはりさっきオレが行ったスタジオに居たらしいのだ。玄関はオートロックがかかる仕組みになっているらしい。そのスタジオは本来、別の業務の会社なので、休日の昨日は誰もいなかったらしい。オレが居た15分間ほどは全く音が漏れてこなかったが、たまたま休憩中だったのだろうか? うむー、運が悪すぎる。

そんなこんなで栗原宅に到着。ざっくりと録音後、雑談していたら、朝、栗原くんと関島さんが一緒だったことが発覚。なんだ、事前に分かっていたら、関島さんから栗原くんにデータを預けておいてもらうことも出来たのにー。やー、それにしてもリアルワールドでもこんなに「ファイルが受信できません」なことってあるんだなと談笑して帰宅。

そして今日、本番前リハーサル中のスリルを訪ね下北沢タウンホールへ。やっと関島さんからデータを受け取ることに成功。中学生ブラスバンドとセッションするらしくなんか楽しそうなイベントの気配だったが早々に帰宅。

そして家に戻ると、紛失したと思っていた宅急便が届いていた…。

チャンチャンといきたいところだが、まだ続きます。

不審に思って荷物に書いてあった「お客様問い合わせ番号」をネットで調べたら、3回もウチに来たことになっていた。「不在なので持ち帰りました」というテキストが細かい時間と共にHTML化されている。が、ウチには一度も不在票が入っていたことはないぞ。

たぶん推測するに、ウチの電話はいつも留守電にしてあるのだけど、ウチに荷物を届ける前に電話で確認していて、いつも留守電なので実際には一度も届けに来ていないのではないかという気がする。なんだかなー、仕事怠慢してるんじゃねーぞー、ヤ○ト運輸。(ウチに荷物を送ることのある方は別の運送会社をご利用下さい。)

というわけで、このデータ受け渡し騒動のおかげで、ある意味リミックスの醍醐味を存分に味わっているような気がする今日この頃であった。

20030703(thu.) 13484/X

今週はひたすらアレンジ、打ち込み、演奏、録音の日々。今日は川口くんにウチに来てもらい、バリトンサックス、テナーサックス、ブルースハープを吹いてもらった。やあ、おかげでえらくかっこよくなっちゃったよ。栗コーダーではこの側面は皆無に等しいからなあ。もったいないよなあ。

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