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・日記がわりの極私的なメモ…

・水曜日に限らず気ままに更新中。

・このページに関する賛同は掲示板

・このページに関する苦情はメールにて。

・特定の日にリンクを貼る方法
例)2003年1月2日のメモ
http://www.ka-ko.net/aakk/
memo/0301.shtml#02


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・栗Qサイト内の個人ページ→ ニュートの口使い

20030531(sat.) 13451/X

と思ったら、昨夜遅く『旅人〜』のサイト内にある「ミュージック」というページ用に寄稿して欲しいと制作スタッフに依頼された。〆切は今日の夕方(笑)。オレにとって半日なんて、「ですます調」で書くか「である調」で書くかを迷っているうちに過ぎてしまいまーす。つーわけで本当に「ですます」と「である」が混じった文章を書いてしまった(苦笑)。

以前からトップページにリンクを貼らずに薄字で書いてあった、あの「ミュージック」という文字が気になっていたのだけど、こんな事ならもっと早く言ってもらえれば、気の利いた文章を考えていたのにな。ま、時間をかければいい文章が書けるというものでもないけれど。

それにしても加藤くんのコメントもないのに、音楽屋のコメントだけ出るのってバランス悪くないのかなあ? 本当はオレのコメントなんてどうでもいいんじゃないだろうか? そんな気がしてならない。

20030530(fri.) 13450/X

或る旅人の日記』第6話を納品。13ヶ月に渡ってのらりくらりやって来た仕事がようやく一段落ついた。べつに毎日、旅人のことを考えていたわけではないけれど、やっぱり作業が残っているとどうしても頭の何処かにそれがあるものだ。これでやっと次のことを考えるスペースが出来た。

途中、親が死んだり、ま、いろいろあったけど、曲にそういうのが出たかというと、全く関係ないと言い切れる。ただ、何年か後にこの作品を振り返った時、ここのメモ以上にこの一年のことを思い出すであろうこともまた確かだ。

20030528(wed.) 13448/X

久しぶりにテルミンRomちゃんのライブに参加することになった。曲をちょっと忘れてるなあ。新しいカバー曲で、ソプラニーノリコーダーをやろうとしたが、あまりの自分の吹けなさにびっくりした。栗コーダーで9年も笛を吹いているのに…。そういえば、ソプラニーノは知久くんのライブでしか吹いたことがないかもしれないな。

20030526(mon.) 13446/X

昨日はやっぱり力んでいたのか、起きたら肩がバリバリに凝っていた。うー、だるー。爪も痛い。ちょっと休まないと。次の先発ローテーションまで中何日だっけ?

……

そんな中、イトケン宅にお邪魔して、トイピアノとグロッケンを2種類ずつ借りてきた。『旅人〜』の第6話に充てるためだ。トイピアノを使う予定の曲は生演奏できなくもないのだが、絵とのタイミングを細かく調整したいので、サンプリングしてシーケンサーで打ち込むことにした。これで後から好きなだけエディットできる。

ハード時代のサンプラーはメモリーの容量が少なかったので、「贅沢なサンプリング」と言っても、せいぜい短3度か長3度に1音ずつだったし(ピッチを変えても音色が妙にならない範囲は同じサンプルを使いまわすわけです)、余韻も長くは録れなかったので、ループ処理という特殊な技が必要だった。それが、ソフトになってからはパソコンのメモリーが許す限り、音程も余韻も好きなだけサンプリングすることが出来る。出来てしまう。逆に言うと、メモリーに限界があった時代は、何を優先させてサンプリングするかが生っぽいプログラムを作るセンスの見せどころだったとも言える。(もちろんサンプラーに生っぽさを求めるならだけど。)

生っぽさの追求。楽器によっては同じ音程でも、強さ(ベロシティー)によって音色が変化するものも多い。柔らかくなったり、固くなったり、別の倍音が混じったり。そういう場合はひとつの鍵盤(音程)にいろんな強さのサンプルをアサインする。

トイピアノの場合はベロシティーによる音色の変化はほとんどないようなので、ここはパスできるが、鍵盤(音程)によって音がかすれていたり、うねっていたり、バネみたいな音しかしなかったりと、キャラクターがかなり違う。なので、今日は3オクターブのトイピアノを全鍵盤サンプリングしてみた。もちろん余韻も余すところなく最後まで。録音からアサインまで数時間。うおー、かなり生っぽいプログラムが出来たー。

で、実際「絵」に充ててみる。確かに生のトイピアノみたいで良いのだけど、生っぽいだけに、ちょっとチューニングが気になる音程がある。そこで、試しに1音1音ぴっちりピッチを合わせてみる(こんなこと出来るのもサンプラーのおかげ)。音色の味わいは残しつつピッチだけが完璧になる。プチ整形みたいでこれもまた良い。ただ、やはりチューニングが良いとどうしてもシンセみたいに聞こえてしまうんだな。

音程のファジーさは時として生っぽさの一番大きなファクターかもしれない、と勉強した1日。

20030525(sun.) 13445/X

栗コーダーで生音ライブ。実力、楽器ともに音の小さい自分のギターを含め、真のアンプラグド。ホールでPAを使わずにギターを弾いたのは高校3年の時に出たヤマハのコンクール以来だ。その時は何故か入選してしまって、受賞後に再演するハメになったのだけど、緊張がピークに達して途中で演奏が止まってしまったという痛い思い出がある。

今日はその時のトラウマをどう克服するかが自分内テーマだったんだけど、にわかにこの数日ギターを弾き続けることで、なんとかそれを余裕に変換して乗り切れた。それでもかなり指はもつれまくったけどねえ…。

そういえば、いつも本番前は手がキンキンに冷えてしまうのだけど、それって緊張している証拠なんだそうだ。緊張で血行が悪くなるらしい。寝る前にリラックスして体がポーっと火照っている時にいつもライブが出来たら、もっといい演奏出来るんだけどなあ(笑)。

20030519(mon.) 13439/X

或る旅人の日記』第6話の音楽をあーだこーだと作曲。制作に取りかかったのがとても早かったこのプロジェクト、正確には公開が押したからなんだけど、そのおかげで、第4話までは作業期間が半年以上もあった。それが第5話で3ヶ月になり、最終話の今回は2週間(笑)。HDDの大容量化と同じくらいのカーブだな。いや、それでも慌ただしいTVやCM業界に比べれば十分丁寧な作業が出来る期間ではあるのだけど、なにしろ、まったりと曲を考えることに慣れていたので、今回はちょっと自分にしては焦り目でいかなくてはいけない。ドキドキだ。

20030517(sat.) 13437/X

ギター教室を早めに切り上げさせてもらって、午後からNHKで栗原くん作編曲の劇伴仕事。20人以上のスタジオミュージシャンの方々と3時間で15曲ほど渡り合って来た。ふー。

栗原くんのプロフェッショナルな職人ぶりは、彼のはげしくタイトル違いな日記『日曜カメラマンの修行時代』(5月18日)に直々のコメントがあるので割愛するとして、ここではせっかくだから、スタジオミュージシャンとオレみたいな一般ミュージシャンの違いを深く考察してみよう。

スタジオミュージシャンは押さえられている拘束時間が経過したら、次に用事がある、ないに関わらず、チャキっと楽器を片付けて帰ってしまう*。一般ミュージシャンは次の人のダビングを見学したりして、軽く雑談してから帰る。以上(笑)。

やあ、この差があれでしょ、たぶん、この時間もスタジオミュージシャンの人は家で練習しているんじゃないか? ってくらい演奏が上手い。ベロシティが均一で、かつ抑揚はちゃんと付いていて、音符の置き位置とか、休符のとり方とか、バシっとはまるんだなあ。

今日も、サウンドチェックでヘッドフォンを付けた時に聞こえてきた音楽が、参考音源か何かを流しているのかなと思ったら、他のブースの皆さんが練習している音だったのでびっくりした。

そもそも、音色がその楽器の最もスタンダードな音で、もうねえ、サンプリングCDを聴いているみたいですよ。

その楽器の標準的な音を出すというのは案外大変なことで、テクニック以前に先ずお金がかかる。弦楽器ももちろんそうだけど、例えばグロッケンなんかでも、ただ「チーン」っていうだけなのに、良い「チーン」を求めると何十万もするんですよ! ただの「チーン」でね。それは「ポン」でも「ドン」でも「ビヨ〜ン」でもなんでも一緒。

つまり、スタジオミュージシャンになるには、1%の努力と99%の財力が必要なのです。 …なんてまとめ方じゃよろしくなかったでしょうか?

……

*ウソのような話だけど、弦セクションの2列目以降の人なんか、本当に録音の途中でも帰ってしまうんですね。あれ、ちょっとしたカルチャーショックですね。

20030515(thu.) 13435/X

旅人〜」第五話の納品も終わり、六話の映像が届くまで暫しオフ。

そんな中、マニュエラのハルコ姉さんが教えてくれたカナダ・アニメーションフェスティバル2003春を下北沢に見に行った。先月見に行った日本のインディーズアニメと違って、音楽が豪華に使われているものが多くて楽しめた。仏語、英語の混在する言語といっしょで、カナダの音楽ってシャンソンとカントリーとブルースがミックスされたような感じだなあ。微妙に。

映像もほぼどれも素晴らしかった。Dプログラムは見なかったけど、この催し、いい。

しかし、毎月見てるな、アニメ上映会。来月は何見に行こうかなあ。やっぱコレかな?

20030513(tue.) 13433/X

マンダラ2にてテルミンRomちゃんとアコーディオンリエちゃん率いるユリイカのライブ鑑賞。この二人の共通点をホームページの色以外にあげるとすると、eBay系ミュージシャンっていうのでどうだろう。二人とも海外から取り寄せた古い楽器を使っていて、それがすごくいい音を出していた。

夏秋くんの兄貴の夏秋さんの演奏する鍵盤ハーモニカを初めて聴いたのだけど、目からウロコな奏法で面白かった。エレクトロニカもいいが、元祖「ニカ」系ミュージシャンだなあ。あと、MIDIピアニカ(正確にはMIDI MELODION SMW-1000)も初めて聴いた。いいな、あれ、オレも欲しい。

いずれにせよ、あそこの家計は叔父さん(だっけ?)の豊住芳三郎氏を含めアヴァンギャルドな血が濃いことは間違いなさそうだ。

ユリイカの相方、オオニシ君のギターも初めて聴いた。いつもオレにトラ仕事をふってくれているのでもっと早くチェックするべきだったのだけど、そっか、あれくらい渋カッコいい演奏をオレも心がけなくちゃだったんだな。

20030511(sun.) 13431/X

6日に書いた、ミント系の味覚を表す新しい形容詞「すかい」。意味は違うが方言で既に同じ言葉があるらしい。じゃ(掲示板にも書いたが)「みんとい」「はっかい」「めんそい」辺りでどうでしょうかね?

「甘い」「辛い」の語源は知らないが、考えてみたら「しょっぱい」「すっぱい」も、「塩っぽい」「酢っぽい」から来ているわけで、過去になかった感覚や物事を言葉で表す場合、最初はいつも比喩的な表現からはじまるわけですね。

生活環境の変化に合わせ、まだまだ生まれるべき言葉はたくさんある。炭酸飲料の刺激を表わす形容詞も未だにこれってものがない。「コンピュータが凍る」と言うが、あれも本当に凍っているわけじゃないし、マウスも実はネズミじゃない。知らなかったでしょ?

20030510(sat.) 13430/X

ギター教室後、夕方から栗コーダーで「ジャム・ザ・ハウスネイル」の録音。7年でようやく10話目まで来た。この7年で録音はコンピュータベースになり、作業時間も半分くらいになったけど、自分の不器用さは根本的に変わっていない。変わったことと言えば、何だろう、体重がちょっと増えた分、その分だけ演奏が微妙に丸くなった、それくらいかな。

栗コーダーで参加した「ウクレレ・ビートルズ 〜4弦はアイドル〜」のサンプル盤が届いたので聴いてみた。これまで、ロッキーチャックのコンピ、ブルースのコンピ、岡村靖幸トリビュート、占い企画ものと、運よくロック畑のアーティスト達と共演させてっもらっているが、栗コーダーの音源は基本的にクラシックのようにコンプレッサーを使わない素っぴんに近い音なので、化粧上手なアーティスト達と並ぶとどうしても地味だ。ナチュラルメイクでもいいから覚えた方がいいよな。

栗コーダーといえば、kuricorder.comのデータがある親サーバにトラブルがあり、丸二日ほどHPにアクセスできなくなっていた。毎日、ググッって来る人が20人ほどいるサイトなので、40人近い人との出合いが叶わなかったことになる。

kuricorder.com内に書いている日記はブラウザで直接書いている。自分のパソコンがいつクラッシュしないともかぎらないので、とくにバックアップもとっていなかったのだけど、お金といっしょでどこに預けても不安な時代だな。

20030509(fri.) 13429/X

夏秋くんにマッキントッシュ用の間接的消音ラックを発注してから2ヶ月。立派なケースが出来てきた。間接的消音ラックというのは、「うるさいマックを廊下に出したいが、無造作に放り出すわけにもいかないがための保護ケース」という意味。

 手前はマルオさん

20030508(thu.) 13428/X

「三浦和義元社長が雑誌『わんわん共和国』を万引きした容疑で〜」と楽しそうに原稿を読むニュースキャスター。

ロス疑惑がマスコミの過剰報道だったのかどうかは知らないけど、今回は間違いなくそうだ。普通だったら雑誌名までわざわざ報道しないでしょ。言いたくなる気持ちは痛いほどよく分かるけど。

20030507(wed.) 13427/X

楽器屋に行くといろんなモノが欲しくなって困る。グロッケンも欲しいし、カオスパッドも欲しいし、ギターももっといろいろ欲しいし、Fenderのアンプも欲しいし、マイクも欲しいし、高級サンプリングCDも欲しいし、楽譜もたくさん欲しい。今、一番欲しいのはTrilogyというベース音源に特化したソフトシンセなんだけど、一番欲しいものと一番必要なものが必ずしも一致しないから、また困るんだなあ。

「自分探しをするためにはある程度の自己投資が必要」と、ネズミ講の常套句みたいな言葉が頭を過ぎりつつ、考えに考えて買ってきたのは雑誌一冊(苦笑)。

欲しいものがたくさんあるということはとても健康的なことだと思うけど、それを買うことができないことの方がもっと不健康だから、結局病んでしまうわけですね、これ。

例えば、渋谷のタワーレコードに行っても1F以外のほとんどのフロアに欲しいモノがあるくらい自分探し中なオレは、到底SMAPのシングルやYO-KINGのアルバムまでは手が出せないわけです。あーあ、欲しいなあ。

20030506(tue.) 13426/X

うまでる」に続き新語を考えてみた。

フリスクやクールミントガムを口にした時の、あのスーっとする感覚。ようはミント、ハッカ系の刺激ってことだけど、あの感覚を表す形容詞がどうも見当たらない。味覚を表す形容詞は、「辛い」「甘い」「しょっぱい」「すっぱい」「苦い」など、いろいろあるが、そのどれとも微妙に違う。「スーっとする」「スカっとする」というような、連用修飾語+動詞ならあるのだけど、もっと端的に一言で表す形容詞があってもいいのではないか?

フリスク愛好家のカーコさんが、ふとそういう疑問を持ったので、真剣に家族会議を重ねること数ヶ月、新語を考えた。

「すかい」

さて、どうでしょう? 「スカっとする」を内包しつつ、青空が広がりそうで、あの感覚にぴったりの形容詞だと思いませんか? ポイントはやっぱり「スーッと」にも入っている「す」ですかね。

皆さんもフリスクなんかを口にした時、息を大きく吸って発音してみて下さい。「あ〜、すかい。」と。

20030505(mon.) 13425/X

アレンジや録音をしている時は曲の同じ部分を何度も繰り返し聴くことになるので、どんどん客観性を失っていくものだ。珈琲を飲んだり、別の曲を聴いたり、散歩に出たりして、たまにギアをニュートラルに入れ直す必要がある。

ただ、ニュートラルといっても、それはあくまで長年の経験からくる自分の音楽観によるものなので、真の客観性は持ちようがない。

チャド・ブレイク以降のロックはあらゆる楽器が歪んでいる。デイブ・フリッドマンもそうだけど、シンバルがいつまでたっても減衰しない。そんな過剰な音に慣れてしまっている自分は、例えば、ちょっとだけ歪みっぽいサンプル音を聴いても、その歪みには気付かずに、別の部分を聴いていたりする。「いいフィルター使ってるな」とか、「12bitのサンプラーだな」とか。
でも普段アコースティックものしか聴かない人にとっては、いいフィルターがかかってようが、いまいが、それは先ず歪んだ音なのだ。

なんでもそうだけど、物事を深く知りすぎると、細かいこだわりが出てくる反面、根本的な部分を忘れてしまったりする。

『21世紀の精神異常者』を初めて聴いた時に「あ、ボーカルが歪んでる。」と思った感覚を忘れないようにしたいものだ。

ちなみに姪っ娘がビートルズのライブビデオを見て、初めて口にした言葉は、「この人達、あたま振りながら歌ってるね。」だ。

20030503(sat.) 13423/X

確か昨秋にも行ったのだけど、その時は時間が足りずオーストラリアゾーンまで辿り着かなかったので、この連休を利用して、また多摩動物公園に行ってきた。天気もいいし、すごい人。今回は気合いを入れていたので、くまなく熊まで全部廻れた。しかし、この動物園広いな。へとへと。

窓越しに一言。「うわ〜、小っちゃ〜い! 最近のデジカメ。ガオ〜。」

20030502(fri.) 13422/X


指輪ホテルの芝居「情熱」を見に行った。ビルの屋上にあるテニスコートが舞台。個性的な声、面白い台詞、迫真の演技、可愛いダンス、感動的な曲、プロフェッショナルな演奏、がたくさんあった。断片っぽい感じは手伝った前回と同じ印象。今度は向かいに建つサンシャイン60の展望台から見てみたい。

あと、急遽、前座をやることになったという、あがたさん。テニスコートで歌うとこなんて二度と見られないかも。

……

夕方
六本木ヒルズにある本屋で叶姉妹のサイン会。何故か叶姉妹好きのカーコさんが仕事で行けずにすごく悔しがっていたので、「よし、じゃオレが代わりに行って写真撮ってきてあげるよ。」ということだったのだけど、整理券は昨日で無くなっているは、ものすごい混雑だは、叶姉妹は50分も遅れてくるは、店員の警備がずさんですごく危険な状態になってしまって、シャッター下ろされちゃうはで、結局、写真どころか、一目も見ることが出来なかった。

なんだよ、ったくー。言っておくけど、オレは巨乳好きじゃないからねー。どっちかっていうと微乳好き。チクショー。あさって来やがれー。…と、見れなかった腹いせ。

一時間近くも待ってしまった自分を納得させるため、「オレはなんて愛妻家なんだ。」と自分に言い聞かせた。

20030501(thu.) 13421/X

マニュエラに借りていたCDを返しに行った帰り、タワーレコードで珍しくクラシックギターもののCDを数枚購入した。ワゴンにあったセゴビアの3枚組、内容も素晴らしいのに800円なの何でだろう〜。

山下和仁がビートルズばかりを36曲カバーした2枚組を発見。どうしようか迷ったのだけど、栗コーダーが「ウクレレ・ビートルズ」で取り上げた曲も入っていたので買ってみた。

この人は交響曲「新世界より」をギター1本で表現したりする面白い人だけど、ビートルズもカバーというよりは完全コピーだった。ポールのベースラインからコーラスワーク、ジョージ・マーティンのパートまで、「イエローサブマリン」に至っては途中に出てくるベルや汽笛などの効果音までちゃんとギターで再現していて笑えた。

演奏力がそこそこのミュージシャンは、変わったアレンジやら音響やらいろんなところでそれを取り繕う能力が発達するものだけど、演奏が超一流のミュージシャンはそれだけで作品になるからいいよなあ、なんて普段から思っていたのだけど、これを聴いてまた新しい意見が増えた。

「演奏がほんとうに上手い人って、丁寧に演奏することさえ興味がなくなるのか!?」

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